はじめまして。介護員兼調理員の越田と申します。
2018年に入社しました。
私は高校を卒業し、秋田の工芸美術を学ぶ短期大学に進学しました。
就職活動をしている中で工芸美術関係の仕事を地元青森市内で探すことは難しく、『ものづくり』という共通点から分野は違うものの、小学生の頃から料理をすることが好きだったので調理関係の仕事も視野に入れて探していました。
短期大学を卒業後、おむすび・弁当・惣菜の製造販売スタッフとして約4年間勤務しましたが、その仕事をしている中で料理の味や見た目を追求することの楽しさを感じ、お客様から「美味しいからまた買いに来たよ」とリピーターになってもらえた時には、この仕事をして良かったと思いました。
また、いろいろなものを調理していく中で、「もっと自信をもって食べ物を提供できるようになりたい」という思いから、食品衛生や食材への理解を深めるために調理師免許を取得しました。飲食店で働いているうちに、もっと近くで食べている人たちの笑顔や反応を見たいと思うようになり、転職を考えていた時に介護施設の調理員募集が目にとまりました。
私が中学生の頃、父方の祖母が脳出血で要介護5の寝たきりの状態になりました。自宅介護中心で、週に何度か施設を利用し、自宅にヘルパーさんが来てくれていました。それ以外の時間は、両親と母方の祖母と私で介護をしていました。食事は、栄養が偏り、いつも決まったメニューでレパートリーが少なかった事を覚えています。今思うと、もっと美味しい物をたくさん食べさせてあげたかったと悔いが残っています。食事を通して周りの人を笑顔に出来るのは、幸せなことです。そして、仕事のやりがいにもなります。
デイサービス沢庵は、利用者様との距離が近く、利用者様に寄り添えるところだと思います。利用者様から「美味しかったよ」「ありがとう」と言って頂けることが一番嬉しくやりがいを感じる瞬間です。一人一人に合った食事形態で提供することは大変ですが、利用者様が食事を楽しみに毎日過ごしてもらえたら大変うれしく思います。生きていく上で欠かせない食事を通して、利用者様の健康を栄養面でサポートしていきます。味覚でも視覚でも満足頂ける食事提供を常に心掛けていきます。食べてくれる人の事を思う「おもてなしの心」を持ち、デイサービス沢庵の一員として成長していきたいです。